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変化する「ボディビル」の目的

 日本ボディビル連盟は60年近く「ボディビル」を表看板として参りましたが、平成25年に公益社団法人として「新たに内閣府より認定された時に「ボディビル・フィットネス連盟」に名称を改めました。
 名称を改めた理由は、多々ありますが、主たる理由は3つあります。1つは上部団体であるIFBBが正式名称を「国際ボディビル・フィットス連盟」に変更したからです。2つ目はボディビルと云う呼び名が筋肉の発達だけを追求するスポーツとしてのイメージが固定化される傾向が強まっていたからです。そして3つ目は「フィットネス」という言葉を挿入することによって文字通り健康づくりが含まれることが明確になり、年齢層や体力の強弱、健康度の違い等に捕われずに、あくまで個別性に基づいて自由に目的を選択できる余地が拡まったと思われます。

人々の生活に役立つこれからの「ボディビル・フィットネス」

 さらにこれは名称を変更した理由とは関係なく、ボディビルとは、誰もが自分自身の存在として自覚するものとして、他から見られる肉体を創ることです。
 肉体は内面の心と違って自分で見えるし、他人からも見られるものです。目に見える存在と云うことは人間が文化的に生活しようとすればそこに「美」と云う感覚が生まれます。
 どんな人でも不細工な人と見られるより恰好のよい人と見られる方が良いのは論を待ちません。そこでボディビル・フィットネスが目指している方向と云うものが明らかになって参ります。それは以下の3つに上げられるます。

  • 第一に、筋肉を発達させて「力強く」生きること
  • 第二に、肉体を「健康」にして生活を快適にすること
  • 第三に、見られ、見せる肉体としての「美しさ」の追求

  • 「ボディビル・フィットネス」の魅力

     そこで考えなければいけないことは、「力強さ」も「健康」も評価するのに一定の価値基準がありますが、「美しさ」というものは人それぞれによって美意識に差や変化があることです。しかし、程度の差はあるにせよ人間が生きるのに基本的には必要な存在である肉体が逞しく、健やかで、美しくありたい」と云うことは、古代ギリシャ時代から現代に至るまで変わる事ない魅力的なファッションと云えると思われます。そこが、肉体を通してしか生きられ人間にとって、ボディビル・フィットネスの「永遠の魅力」と云えるのではないでしょうか。

    h_tamari

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